PROCESS

パッケージ製品ができるまで

紙から美粧ダンボールへ、そして商品パッケージにする為の工程をご紹介します。
40年以上の実績・経験をいかし、良質な商品パッケージをお客様へご提供いたします。

  • ダンボールシート製造(コルゲータ)

    ダンボールは、原紙と呼ばれる紙を3枚使用し貼り合わせることで作られます。
    この貼り合わせ工程を行うのが「コルゲータ」と呼ばれる機械です。

    ダンボールの断面を見ると、オモテとウラの間に波形になっている紙が挟まれているのがわかります。
    コルゲータで原紙の1枚を波形に整形し、それをオモテとウラの原紙に貼り合わせることで、ダンボールシートが完成します。

    当社ではF段・E段・5号段・B段が生産可能です。

  • フレキソ印刷

    ダンボールシートに、さまざまな柄や文字などを印刷するための技術がフレキソ印刷です。近年は印刷技術の向上により、美しい写真や複雑な絵柄でもオリジナルに近い品質で再現することが可能になってきました。
    水性のフレキソインキを使用するため、環境に優しいという特徴もあります。

    5~7ptの細字を鮮やかに表現できることや、多色刷(1~5色)が可能な点も当社の強みです。

  • 型抜き

    ダンボールシートを型抜きし、さまざまな展開図の形にする工程です。
    型抜き工程のことをダンボール業界では「トムソン」と呼びます。アメリカで型抜き機を発売したメーカー「トムソン・マシン社」の名前に由来しています。

  • 糊付け

    グルアーと呼ばれる糊付け加工を行い、お客様のもとにお届けするための最終仕上げを行います。

    サイド貼・ワンタッチ貼・4コーナー貼・6コーナー貼・特殊貼など、様々な形状を貼れることが当社の強みです。

OTHERS

そのほかの加工ラインナップ

  • グラビア印刷

    エーワンパッケージが誇る美粧ダンボール、その美しい仕上がりを支える高品質の印刷方式です。上記で紹介したプロセスとは異なる工程で印刷されます。

    白や茶色のダンボール原紙に直接色を付けます。撥水ニスなどの表面加工も担っております。

  • スプリンター

    230g/㎡~350g/㎡のコートボール(オフセット印刷紙)と、F段・E段・B段の片面ダンボールを貼り合わせ、3層のいわゆる美粧ダンボールシートを作る工程です。

  • トレー製造

    食品をパッケージングするテーパートレーの製造も可能です。製造にあたってはクリーンルームを完備し、安全面・衛生面には徹底的にこだわって製造しています。

    最近ではメール便トレイも生産し、作業効率アップのお手伝いをしております。